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おおよその時期
2010年4月頃〜2012年12月頃。内定を得ずに大学を卒業した頃から、チームでの活動をトーンダウンさせる頃まで。
何故そこで区切るのか
自分自身の立ち位置や、いわゆるマインドセットが多少なりとも変化するため。また、職務の内容というよりは対外的な所属の変化が大きい時期のため、それ以降とは切り分けた方が適切と判断。便宜上、「下積み編」として整理する。
大まかな概要
無い内定で卒業した後、それでもゲーム関係、特にゲームプランナーを目指して活動していた時期を経て、トライアル雇用系のインターン、アルバイトを挟んで再度インターン。そのまま友人たちと独立開業。その他知人の力も借りながら、チームで制作活動に。
学生時代に培ったものをあまり活かすことはなく、法人電話の営業職からスタート。途中、「手に職をつけないと」という判断で、「デザインか、簡易のプログラミングやコーディングか」とWeb制作へ。独立志向をそのままに、たまたま身近にメンバーと案件とがあったので、迷うことなくそのまま船出。方向性の違いやポリシーの違いで独り分裂するまでの期間。慣れないなりに独学したり、とにかく調べながら作るなどして、コーディングなどの場数を踏んだ時期でもある。
時系列の履歴
2010.07〜2010.09 | 岩通アイネット株式会社 営業職としてインターン入社 自己都合で中断 |
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2010.11〜2011.04 | 株式会社ユイ アルバイトとして入社 データ入力、データ加工を担当。 会社都合で退職 |
2011.06〜2011.11 | 情熱ワークス株式会社(以下JW) Webプログラマー/プランナー志望としてインターン入社 期間一杯まで。自己都合で就職は見送り |
2011.12〜2012.12 | アシュラムワークス(以下AW) 設立開業。マークアップエンジニア/企画や渉外も担当。 自己都合で別離 |
マークアップエンジニア、コーダーとして
静的HTML/CSSの構築を4件、Wikipediaの編集を1件、CMS(WordPress/Modx/MT/EC-CUBE2/カラーミーショップ)のカスタマイズ、オリジナルテーマの作成などを11件。PHPでメールフォームを構築したり、FBページアプリなども数件担当。デザイナーの起こしたデザインを元に、静的HTMLやCMS用のテーマなどに加工。
WordPressの加工やEC-CUBE2のカスタマイズ等は、JW時代に学習。その後独学も含めて学ぶ。最初のインターン時代にも、Modxのカスタマイズなどを担う。大学時代に、Dreamweaverによるコーディングやサイト構築は学んでいたので、その辺りの経験も流用。
顧客によっては要望がかなりブレること、マークアップやSEOを意識しないままデザイナーに一任すると後で対応に苦慮すること、流通している情報の取捨選択、リテラシーなどをこの機会に伸ばす?
また、スクレイピングの技術を持たないものの、アルバイト時代に身につけたExcel術でコピペしたデータの整形を習得。CSVによる大量データのインポート方法なども学ぶ。
プランナー、マーケター、サブマネージャーとして
企画立案から、RSSも利用したメディアサイトの立ち上げを4件、アプリの企画や顧客との打ち合わせ、渉外に同席(4案件)。アプリの企画整理やメール文面のフォロー多数。アシュラムワークスの立ち上げに際し、代表はデザイナーに譲るも、情報共有や会議の根回しなど、業務標準化など組織化を担当。営業職をしていた時に、座学で学んだことも合わせ、属人スキルを配した営業方法なども検討。
また、iOSアプリの作り方やレスポンシブデザインなど、開発や組織化に向けた独学、外部の交流会へ積極的に参加するなどの暗躍も担当。営業にはあまり触れず。
営業担当の誕生日イベントのプロモーションも担当。プロモーション用動画も作成。また、チーム名の「アシュラムワークス」も命名。三つの顔があるところから、アシュラ。アシュラムというヒンドゥー教の修行場があるということで納得してもらい、名付親に。
ささやかな失敗としては、譲れないポリシー、哲学を抱いていたことと、「書く」ことや自分の培ってきたものへのこだわりを捨て切れなかったこと、一緒に組んだ残りの二人が年上だったために意見を飲んだ瞬間も多々あり、組織内でのコミュニケーションを円滑にすることができなかったこと、など。
まとめ
ある意味、学生時代に積み上げてきたことをほとんど捨て去っての再出発。望まない配属や強みを伝え切らない不一致など、上手くいかないシーンが沢山あった時期。最初に担当した営業職も、半分お客さん気分でやっていたこともあって、余計に中途半端になってしまった。ただその分、営業方法やデータ加工、自己啓発などについて自分で勉強する機会が多くなり、「教わる時間があるのなら、本を読む」というスタイルを身につけることができたように思う。
独立開業にチャンスを感じて早々にチャレンジしてからは、外部のセミナーなどにも参加。関西の雰囲気やWebへの課題を何となく感じ取ることもできたかな。