経歴振り返り #2(開業編)

2017.08.13

経歴というか職歴振り返り第2弾。デザイナー、営業担当と組んでいたAWを離れ、単身でKWを開業した時期を開業編と称してまとめていく。

この記事は 約 6 分で読めます。

おおよその時期

2012年12月頃〜2014年12月頃。チームで動いていたアシュラムワークス(以下AW)を離脱した頃から、単身で仮面ライターを開業後2年間ほど。

何故そこで区切るのか

周囲との関わり方、またこれ以降のマインドセットも変化するため。この時期を「開業編」として整理する。

大まかな概要

デザイナーや営業担当と距離を置いた後、制作担当を探していた方と半ば二人三脚的に活動していた時期。色々なご縁を辿ってグランフロント大阪内、コラボオフィスnxに事務所を置き、周囲の大人に翻弄されながら社会の厳しさを体験していく。様々な思惑の玉突き事故で資金ショートを起こし、事務所の廃止や付き合う人間、業務内容の見直しをかけるようになる。

また、事業家として様々な薫陶も受けた時期。自分の社会的な価値に迷いながらも、スキルの積み上げや知識、経験の拡充も重ねて進めていく。

時系列の主な出来事

2012.12「仮面ライター」の屋号を掲げて活動開始。
2013.04.26グランフロント大阪の開業日に合わせ、「仮面ライター」 開業
コラボオフィスnxが事務所
2014.08様々な要因で資金ショート。事務所廃止

フリーランスの制作者として

名刺のデザイン、アメブロのカスタマイズを1件。CMS上のコンテンツオペレーター1件。静的HTML/CSSの構築を6件、主にWordPressのカスタマイズ、デザインデータのテーマ化を17件(内、不動産プラグイン1件)、WordPressのマンツーマン講座2〜3件、アプリの運用サーバ移転サポート1件(VPS構築)。デザインデータなし、原稿不十分なWordPress化案件(内部SEO等も考慮)を13件。

短納期、予算の少ない案件、原稿や人材の不足している案件が増える? ディレクションを先方で握っているケースもゼロではないものの、力のないディレクターをこっそりサポートする案件も少なからず。専門家の立ち位置で関わるケースが増えた。

スピーディに数をこなすため、身につけておきたいコーディング関係のスキルやWordPressのカスタマイズ方法も増え、自然とPHPなどの独習も(本格的なプログラミングは結局踏み込まず)。Javascript関係、Bootstrapなどを学ぶ必要が出てきたのもこの頃。

案件によっては、チラシしかないものや要望がザックリとしているもの、既存サイトの表側だけを見て「いい感じに似せて作る」というケースも増える。その点ではご満足いただきながら、デザイン的な崩れを気にして、WordPressは自由度低めの作りを取るようになる。あまり流通していない有料プラグインの組み込み等も携わるようになり、英語の仕様や質問サイトを見に行くことが増えた時期でもある。

責任を持って先方さんとやり取りする姿勢、納期に対する意識、対外的にラインを増やす必要性を感じるものの、オペレーターに徹していては厳しいままになるということ、事前に内容をきちんと確認してすり合わせないといけないというのも学ぶ。

また、外部SEOやサテライトサイトなどを利用した動線構築がお得意だった方々と連携していた時期でもあり、内部向けSEOや保守管理的な長い時間をかけた構築スタイルも身につけていく。原稿の見直し、校正的な関わりをしてみたり、広告的な文章構成や表現も考えるようになっていく。

「仮面ライター」として

ディレクション兼務のWordPress化案件1件。サイトの設計、原稿作成、取材や周辺への根回しなどの調整も必要だった制作案件を6件。WordPressを使ったマッチングサイトの試作1件。サイト制作の企画、サイト構成立案、プレゼンテーションのみ1件。ナレッジサロンでのイベント企画サポート、2件。それに伴う引き合わせ3件。コラボプロジェクトの企画担当1件。また、動画の制作や企画編集、撮影現場でのフォローアップなども3件程度。

フリーペーパーの対談企画に出演1件、コミュニティラジオ出演1件。ナレッジキャピタル主催の海外企業とのマッチングイベント2件出席。ほか、事業家として勉強のためのセミナー等に参加。人材調達のフォローなども幾つか。

デザイナーを欠いた状態での制作案件を数件担当。原稿不足や周囲の思惑に飲まれながら、昔取った杵柄なども合わせて発揮。失敗に近い事案も幾つか。英語力のなさやコミュニケーションに関して、遠慮しがちな面も痛感。身の丈オーバーと思う案件もチラホラ味わう。

また、自分の売り出し方、伝え方を模索していた時期でもある。名刺の作成や自社HPの作成など、お客様以外のマーケティングやブランディングなども意識し始めた時期。座学だけでは足りないというのを実感するようになったのもこの頃。実際に動くこと、体験すること、場数を踏むことの大切さなどを学ぶ。

まとめ

色んなご縁を頼りに、ナレッジキャピタルのコワーキングスペース、コラボオフィスnxの審査に通ってしまったこと、スターティングに滑り込んだことが、色んなものを狂わせてしまった感覚。また、ある私塾にも身を置くようになり、京都経済倶楽部にもビジターとして脚を踏み入れることに。どちらも叶えた人物という自分の価値をあまり認識し切らず、また契約という形で身を守ることもしないまま、周囲にハンドリングを丸投げしてしまったこと(近い状態を作ってしまったこと)が資金ショートなどの大きな失敗に繋がったのだと思う。

準備もあまりやらずに開業してしまったことや、実際の経験もないのに、知識や想像だけで差し伸べられた手を振り払ってきたのもこの時期。起業する際の悩みや上手くいかない時の悩みなども身を通して体験できたのは、これから生かしていける要素なのかもしれない。

自分で独立開業したことや、原稿の足りないケース、デザイナーを欠いた体制でのサイト制作を担うことも増え、マーケティングやSEO(特に内部)、市場やUXを意識する瞬間が増えたのもこの頃。知識先行になっていたところに、体験や経験を重ねることができたように思う。海外の最先端事情、国内の先鋭的な領域の匂い、ベンチャーやスタートアップ界隈の雰囲気をより濃く体感できた。制作会社の実態や裏側もより間近に見られ、名前や肩書きに動じることなく動けるようになるのはもう少し後のお話。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2017.08.13

2017.08.14

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