伝える時の基本的な考え方、独自に思う姿勢など

2018.05.30

伝え方に関する独自の考え方、ポリシーなどもこのタイミングでお伝えしておきましょう。伝え方の基本、相手を考えることの重要性とともに、コミュニケーションであるという考え方をしっかり持っておいた方がいいかと思うので、その辺りについて解説します。

この記事は 約 8 分で読めます。

,

コレまでのややテクニック寄りな記事で、なんとなく情報発信も上手くできるようになる人も出てくるかと思いますが、もう一つ重要なポイント、抑えておいた方が良さそうなポイントも、仮面ライター流のスタイルとしてお伝えしておきます。例によって、これまでの講座も踏まえた上でお読みいただいた方が分かりやすいかと思いますし、注意事項も記載されているので、ぜひそちらもご覧ください。

コンテンツそのものも、コミュニケーションの一環

特にコンテンツマーケティングを考えるなら、コミュニケーションの観点は外しちゃいけない

趣味でなんらかのコンテンツを作る場合や、修練のためにコンテンツを作っている場合は例外ですが、もしコンテンツを使って誰かに見てもらいたい、あるいはコンテンツを通じてマーケティングに生かしたいのであれば、そこに「コミュニケーション」という観点を持ち込むことも忘れない方が賢明です。

コンテンツの発信方法、情報発信の過程もさることながら、コンテンツの中身にもコミュニケーションの概念は取り入れておいた方がいいでしょう。その上で、抑えておきたいのは以下の4つ。

  1. 受け取る人への敬意を欠かさない。当たり前のコミュニケーションを心がける
  2. 単純接触効果を意識する
  3. サプライズ、エンターテインメント性を忘れない
  4. 可能なら、素直な表現、ありのままの構えを

以下、一つずつ解説していきましょう。

1.当たり前のコミュニケーションを心がける

自己主張オンリー、言いたいことの中身だけをぶつけるのはNG

昨今ブログを書き慣れている方であれば、わざわざ言うまでもないことかと思いますし、作られているコンテンツによってはそぐわないこともあるかと思いますが、やっぱりいきなり本題に入るというのはコミュニケーションとして礼儀を欠いています。気心しれた仲であったり、ある種の仲間や部下であれば単刀直入のやりとりも結構でしょうが、わざわざコンテンツを通じてコミュニケーションする相手であれば、少々固いぐらいの礼節は持ち込んでおいた方がいいでしょう。

挨拶をするとか、本題に入る前に時節の話を盛り込むとか。緊張緩和のためのアイスブレイクや、落語でいう枕話みたいなものは入れておきたいところです。余裕がなくなってくるとだんだん手が回らなくなる部分だとも思うので、たまには負担を減らして手を抜いてもいい部分だとも思いますが、できる範囲であれば、気を配れるといいでしょう。

また、中身に関しても気を配りたいところですね。自分勝手に相手のことを考えないウソや虚偽の事実、事実誤認などを伝えるのも好ましいコミュニケーションとは言いにくいです。正しい内容かどうかをチェックしたり、公開後も折を見て表記を見直す校正作業は、一手間かけておきたいですね。

2.単純接触効果を意識する

長話も極力避けたい

普段から3000字前後の記事を書いてる身で申し上げるのもなんですが、基本的には長すぎないコンテンツの方が好ましいでしょう。短すぎるのもアウトですが、長すぎるのもアウト。程々の長さ、少し短いぐらいの分量が無難じゃないでしょうか。

コンテンツを通しているから分かりにくいかもしれませんが、普通に対面でコミュニケーションをするときと、好ましい姿勢は変わりません。延々と長話を聞かされるよりは、顔を合わせた時にしかできない話をしながらも、長居せずにお暇する方が良くないですか? ましてや、まだ関係性がそこまでできていないのであれば、挨拶するぐらい、本当に顔をあわせるぐらいで親近感を醸成する方が賢明でしょう。SNSの投稿やブログ記事も、あんまり長くない方が時間も取られないので好ましいんじゃないでしょうか。

一回の投稿を長くするよりは、短めの記事を何回か発信する。SNSの投稿であれば、発信内容よりはアイコンやアカウント名が表示される回数を意識して、何を投稿するかを検討してもいいでしょう。

兎にも角にも、見慣れてもらうこと。接触時間そのものより、接触回数を増やすことを検討してみてください。

3.エンターテインメント性を忘れない

いつも同じパターンで単純接触を繰り返しても、心理的な距離を近付けることは難しい、という研究結果もあるようです。研究結果を探さなくても、いっつも同じことしか繰り返さない人だと飽きてしまうというのは、感覚的に分かるんじゃないでしょうか。

単純接触、接触回数を意識するのも大事なんですが、そこには常に「ちょっとした発見」とか、「意外性」とか、何かしらの小さなサプライズ生、小さな変化を盛り込んだ方がいいでしょう。「失礼のないように」から一歩進んで、「少しでも楽しんでもらう」ようにコミュニケーションやコンテンツの内容を検討してみましょう。

コンテンツを作る、発信するからには、そこには多少なりともエンターテインメント性を持たせておく。コンテンツに触れる人に楽しんでもらおうという気概、少しでも楽しんでもらいたいという気持ちが大事です。

4.素直な表現、ありのままの構えを

ウソくさい表現、変に気合の入ったコンテンツは自己満足になりがち

短い時間をやり過ごせばいい、みたいな姿勢でコミュニケーションをするのも、相手にとって失礼にあたる瞬間があるように思います。もちろん常に、本音むき出しで接すればいいというものでもないので、TPOをわきまえる必要はあるかと思いますが、心の底から思ってもいないことを、さも本音のように取り繕って情報発信するのは、個人的には好みません。

少し格好つけて表現したくなる気持ちも分からなくはないです。作りながら気分が高揚して、勢いでそういう表現を選んでしまう気持ちも分かるんですが、それが「受け手のため」でないなら全て自己満足に過ぎません。自己満足にすぎないコンテンツを、コミュニケーションのふりをして目の前に出されることほど、失礼な態度はありません。

可能なら、飾らない表現、素直に偽りのない表現を選んでもらいたい。そこに至るには相応の修練、自分自身を見せてもいいという覚悟を固められるだけの積み重ねが必要だと思いますが、それを乗り越えた人だから、表現すること、コンテンツを生み出すことを許されているのだとも思います。

表現するのに許認可は必要ないですし、表現することは万人に認められた自由ですが、だからこそ、それを誰かに向けて発信するのであれば、相応の覚悟を持って表現してもらいたいと考えています。その領域に、自分勝手な尺度で入ってくるのは諸先輩方への無礼にもあたりますし、これからそのコンテンツに触れる方への失礼にも繋がるでしょう。やるからには本気で取り組んでいただきたい。

だから、変に気取った表現を選ぶよりは、素直な表現を選んでください。作った表現は、それが許されるぐらい修練を積んでからにしてください。ありのままを見せる。恥ずかしい自分も全て見せるぐらいの気持ちを、常に持って臨んでいただければ幸いです。

コミュニケーションも本気でやってほしい

さじ加減はコントロールしても、手は抜かないこと

分かってほしい、伝わってほしいなら、自分も腹を見せること。相手にだけ都合のいいことを求めないこと。また、市場に対してもそちらだけに都合のいい対応を求めないこと。相手に求めることと同等、あるいはそれ以上に自分を開示する、自分のこともしっかり見せていくこと。

そこの手を抜いて、「自分に都合よく伝わるだけ伝わってほしい」は、いつかバチが当たります。こちらから伝える以上は、相手からも相応に伝えられるつもりで。「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけ」ですし、「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」のです。ここの等価交換、平等な条件を抜け出して、一方的に都合のいい条件でやり取りするのは不可能、避けられないと思っておいてください。

「伝える」に関するベーシックな部分、根本的なテクニックや構え方は概ねこんなところでしょう。ということで、この記事はここまで。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2018.05.30

2018.05.30

Loading...
Facebook Messenger for Wordpress