質問サイトを使ったコンテンツのリストアップ

2018.06.01

分析ツールを使ったコンテンツのリストアップは前回解説しましたが、今回は実際の市場の声や外部のツールを使ったコンテンツのリストアップ方法をお伝えしていきます。前回の講座と合わせれば、反応が上がりやすいコンテンツを絞り込めるのではないでしょうか。

この記事は 約 6 分で読めます。

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前回の手法は分析ツールがベースだったので、基本的には自分のサイトへ訪れてくれた方のデータを利用した検討方法でしたが、今回は外部の力を利用する手法です。こちらも組み合わせれば、そこそこ反応のあるコンテンツが作れるようになるかと思うので、是非取り入れていただければと思います。なお、本講座も例によってコレまでの記事を前提にお話をするので、過去の記事も是非ご一読くださいませ。

ペルソナが気にしていそうなことが分かったら……

質問サイトなどを使って調べてみる

特に「今すぐ客」を想定した場合、最後の最後に引っかかっている要素はなんとなく分かるんじゃないでしょうか。あるいは、自社の商品、サービスに関する一般的な疑問をリストアップすることができたら、いきなりコンテンツ作りに着手するのではなく、一旦検索してみましょう。場合によっては、各種質問サイト(例えば、「Yahoo!知恵袋」など)が引っかかるでしょう。

質問サイトの利用者による質疑応答を眺めてみて、「自分だったらこう回答する」というものが出てきたら、それをそのまま「作りたいコンテンツのリスト」のメモに加えてしまいましょう。また、質問サイト内の関連リンクなども追いかけてみて、「自社だったらこうできる」とか「この質問だと回答できていない」なども全て書き出してしまいましょう。

書き出した項目を元にリストを作成し、書くべきコンテンツを見定めることができます。

SNS上でアンケートを取ってみるのも一興です

FacebookやTwitterなどで、一般のユーザーに聞いてみたいこと、気になることを募集してみましょう。誤解していそうなことや一般的な認識などを、SNS上のアンケート機能を使ってピックアップしてみると、質問サイトの時と同様に使えるネタになります。ネタはそのまま使うのではなく、自社らしい回答や自分らしい要素も織り交ぜた上で、コンテンツの元になるよう加工を加えるようにしてください。

既存ユーザーや来店者向けなどのアンケートも活用してみる

イベントに来ていただいた方のアンケートや、既存顧客向けのアンケート、利用者満足度調査などのアンケートなども、「ペルソナが気になっていること」のタネを見つけることに繋がります。不満に思っていることや、業界に対する疑問、不安なことなどを求めてみる。自社のサービスに対するご要望などを検討してみて、それに対する回答なんかも、ブログに限らずコンテンツに使ってみるといいでしょう。

もし、その業界に詳しくないと作れないような調査資料になるのであれば、それをそのままダウンロード用のPDFや、ビジュアル的に表現したインフォグラフィックスに加工してみて、持っているだけで得するような資料、見るだけで楽しいコンテンツにしてあげるのも一興です。

身近な人、知人に質問するのも一つ

それとなく質問する、ぐらいが自然なネタになりやすい?

ユーザーアンケートのように畏まって質問をしてしまうと、せっかくの関係が有効に活用できないかと思うので、距離感が近いのであれば、「うちの会社どう思う?」とか「うちの業界、どう思ってる?」ぐらいのラフな質問の方が、いいネタに繋がるのではないでしょうか。同世代の意見はもちろん、親世代の意見や、年代違いの意見も集められるだけ集めて見ると、より良いネタリストを作ることができるでしょう。

作り上げられたネタリストは、やはり少し加工して、コンテンツの元に変換しましょう。これで、前回の方法と含めて、ある程度のコンテンツリストは出来上がるのではないでしょうか。

アンケートやインタビューを用いる場合の注意点

そのまま信用しすぎると、間違いに繋がることも

余談になりますが、人の意識と無意識にはそれなりの広がりがあり、無意識にした行動に対して、意識的に理由を述べさせたりすると、偽りの因果関係を作り上げてしまうことがあります。また、ユーザーインタビューやモニタリングのように、「観察している」や「調査をしている」ことが伝わってしまうと、妙な負荷がかかって「いつもの状態」から離れる可能性があります。

「考えて」答えてくれた内容も、それなりに役に立つとは思いますが、書かれたり、答えてくれた内容が常に真実であるとするのは、気をつけた方がいいでしょう。アンケートやインタビュー、モニタリング調査などの結果は、ある程度は信用しつつ、少し疑うぐらいで向き合うのがちょうどいいでしょう。

アンケート結果やユーザーの回答などを半信半疑で参考にしながら、ペルソナとの関係作りに役に立つコンテンツリストを作っていただければと思います。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2018.06.01

2018.06.01

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