コンテンツマーケティングで利用しそうな、主要SNSについて

2018.06.02

コンテンツマーケティング基礎講座の最終タームとして、おまけ代わりにSNSについても触れておきましょう。かなりざっくりとした概説、紹介になりますが、まずは全体像をお伝えします。

この記事は 約 12 分で読めます。

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コンテンツを作った後、情報の拡散、コンテンツへの流入経路を増やすために利用しそうなSNSについて、それぞれ個人的は偏見も多めに開設してみましょう。本記事は割と独立性が高いですが、興味を持っていただいたのであれば、是非一連のコンテンツもお楽しみください。

■ コレまでの講座

SNSを選ぶポイントは、「外部誘導」と「分析の有無」

コンテンツマーケティングに向いていないSNSもある

インターネットに詳しくない人には、どんなSNSがあるか把握しきれていないかと思いますが、おそらく専門家界隈でもよっぽど注意深く追いかけている人でないと、「全てのSNSを把握している人」というのはまずいないのではないでしょうか。ましてや、「そのSNSの有効的な活用方法」まで全て見出している人も、まずいないでしょう。

一見SNSに見えないサービスであっても、会員制サービスを展開しているWebサービスのいくつかは、「実は内側はほぼSNS」ということもありえます。パソコンで利用しにくいスマートフォン専用に近いSNSや、専用アプリからでないと使いにくいSNSも存在しているような状態です。

沢山ピックアップしてもお困りかと思うので、個人的に「これは使うんじゃないか」というものを5つピックアップしてお伝えする予定です。その選択ポイントですが、「外部誘導」が高いかどうかと「SNS内での分析ツールの有無」です。折角のコンテンツマーケティングなので、SNSのアカウントを利用していたとしても、本丸は自社のWebサイトか、公式のブログなどを利用するかと思うので、SNSの外とのつながりを取りやすいSNSを活用されるのがベターかと思います。また、マーケティングという観点から行けば、自分の発信した内容に対して、どれぐらいの反響があるかを分析できるツールが用意されているかどうか、も見ておきたいところです。

それなりにアクティブユーザーもいそうなSNSという条件も加えて、以下の5つを簡単にご紹介します。なお、余り細かいデータは示しませんし、SNSに対する感触も個人的な見解が多分に含まれているので、ここに書かれている記述を妄信せずに、ご自身でも調べていただいた方が良いかと思います。取り上げるのは、こちら。

  1. Facebook
  2. instagram
  3. Twitter
  4. LINE
  5. Google+

以下、順番に解説していきます。

1.Facebook

2012年9月にアクティブユーザー数が世界中で10億人を超えた、世界最大級のSNSの一つ。運営会社は関連するIT子会社も続々と傘下に収め、まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」という奴ですね。個人用のアカウントとは別に、「Facebookページ」を作ることも可能で、Facebookページに付随する分析ツール、「インサイト」を用いれば、Facebookページから発信した内容に対するリアクションを調べることができます。

個人的な体感では、一時期に比べると熱狂感はなくなり、「活発な交流」というのも大分減退した印象。パワーのある人たちが他のSNSへ移行しているのもあるようで、Facebookの中だけで頑張ってビジネスを盛り上げよう、とするよりは機会を逃さないように「Facebookも」やっておく、ぐらいの感覚がベターなのではないでしょうか。

また、Facebookページへの「いいね!」数や、投稿に対する反応(エンゲージメント)は今でも価値が下がっているとは言いがたく、評価が高く、投稿に対する反応も高いページ、更新が途絶えずに動いているページは信用が高いと言えるのではないでしょうか。もちろん、運用している人、管理している人への信用も自ずと高まるように思います。

実名登録主義というのもあいまって、他のSNSよりは個人アカウントの信用性も比較的高い方でしょう。

また、全体的に活動が落ち着いている印象ですが、Facebookが傘下に収めたメッセージアプリ「メッセンジャー」を利用する人はまだまだ多く、メールアドレスを知らなくてもFacebookのアカウントが分かればやり取りできるので、こちらは比較的活発に使用されているという印象でしょうか。

数百円から利用できるFacebook広告も、Googleなどのリスティング広告に比べるとかなり割安なので、使い方次第では、まだまだ有効活用できるSNSと言えるのではないでしょうか。これから大きく育てようとか、一山当てるために使うのはオススメできません。

2.instagram

Facebookが傘下に収めた、写真投稿が中心のSNS。2017年10月の時点で、日本国内の月間アクティブユーザー数は2000万人に到達。「インスタ映え」という用語が地上波や街中の店舗でも集客に使われるぐらいなので、その影響力は大きいでしょう。ただし、流行の拡大局面は通り過ぎ、やや踊り場かやや下降局面に差し掛かっているように思います。

Facebookのアカウントでそのまま使えるというのもあり、Facebookを多用していたユーザーが一部移行している印象もあります。写真が主体でテキストも添えられますが、テキストは二の次さんの次、写真の出来栄え、見せ方や写真の加工技術が重要になってきます。写真加工系アプリとも相性はいいでしょうか。

基本的にはスマートフォンから利用するSNSで、メールアドレスがあれば新しいアカウントを開設することもできます。スマートフォンのアプリなどからアクセスすれば、個人アカウントを「Facebookページ」のようなビジネスアカウント、「ビジネスプロフィール」に切り替えることもできます。ビジネスプロフィールであれば、発信内容やプロフィールの閲覧状況を確かめられるようになります。

写真や動画など、ビジュアルで訴求するという手法が取れるので、これまで全くアプローチできていなかった層に訴求することもできますが、文章で押しすぎるとかえって逆効果にもなるようなので、使い方は要注意というところでしょうか。

3.Twitter

140字の超ミニブログSNS。2016年7月の時点で、ユーザー数は全世界で3億1千万人超。Facebookなど他のSNSに比べると、アクティブユーザーが極端に増えたり減ったりしている印象は余りありません。ただ、最近のTwitterジャパンの運用が微妙になってきたこともあり、ユーザー数は微減する可能性はあり。他のSNSよりも流れが速く、いつでも誰かが利用している印象。芸能人やビジネス系著名人の公式アカウントも多く、他のSNSとは異なり比較的オープンな印象も。ユニークな企業アカウントや、企業アカウント同士で仲がいいケースもあり、使い方次第では多くのファンを獲得できそうなイメージもある。

また、個人発信も含めたニュースサイトや、キュレーションメディア的な側面も強く、「トレンド」と呼ばれるものに該当すると、発信した側には予測してない時間差で、急に注目が集まることもあり得る。それ以外にも、何かのきっかけでTwitterの中で検索をされることもあるようで、第二のGoogle、時間差のある検索エンジンという見方もできる?

Twitterアナリティクスを用いれば、自分のつぶやきに対する反応も確かめられるので、マーケティングに重要な反響の分析もバッチリ。情報の拡散速度や拡散範囲は、Twitterが一番ポテンシャルが高いような気も。むしろスタートダッシュのFacebook、持久力のTwitterという印象もあり。

フォロワー数をある程度増やさないと効果を発揮しづらいので、それまでは大変だけれども、乗り越えられるのであれば上手に取り入れた方が賢明ではないでしょうか。

4.LINE

個人的に全く使っていないので、基本的に解説のしようがないんですが、一応各種情報と個人的な考え方だけでも。

2013年11月には世界中(?)で登録者3億人のメッセージ系SNS? 1対1、もしくはグループでのチャットを楽しんだり、スタンプを送り合うなどして楽しまれるようです。ビジネス向けには、「LINE@」(一部有料?)などもあり、個別にメッセージをやり取りする、一斉にメッセージを送るなどして使うこともできるようです。

FacebookやTwitterに年齢制限があることや、携帯電話の電話番号さえあれば利用できることもあり、他のSNSを利用できない若年層を取り込んでいたようですが、2018年には「若年層のLINE離れ」も始まっているらしく、実際には中高年向けのSNSになっているようです。

コンテンツマーケティングに活用するには余り向いていない印象があります。クローズドな状態で関係を構築していくというのも、余り健全な印象がないので、どうしてもLINEやLINE@でなければならない理由は思いつきません。普通に広告として使うのなら反響は高いのでしょうが、それで売り上げが上がるような商材ならコンテンツマーケティングなどせず、とにかく広告費や営業費をかけてプッシュのアプローチをかければ事足りるとも思ってしまうので。

若年層も離れているということなので、無理にLINEを頑張るよりは、他のSNSに注力される方が良いんじゃないでしょうか。

5.Google+

Googleが立ち上げたSNSで、FacebookやTwitterに比べると、ユーザー数の伸びは芳しくない模様。細部の機能は異なりますが、Google版のFacebook、のように捉えていただいてもいいんじゃないでしょうか。他のSNSも利用しているというユーザーか、Google+は活発に使う、というユーザーのいずれかがいるような印象です。特別、Google+のユーザーのみに対してアプローチをかける必要はないでしょう。

ただし、Googleが運用しているというのがポイントで、実在している店舗でご商売をされている方などは、ぜひ「Google マイビジネス」などを利用しましょう。Facebookにおける「Facebookページ」のようなものですが、しっかり情報を登録すると、Googleでの検索結果画面で多少融通してくれます。地図情報として表示してくれることもあるので、使わない手は基本的にないでしょう。

店舗型でなくても、「ブランドアカウント」などをしっかり作っておくと、Youtubeでブランド名でのチャンネルを作りやすくなったり、検索結果にも表示されやすくなります。手間でなければ、作るだけ作っておいて、それから運用方法を考えるのも一つの手段でしょう。

プロフィールの閲覧状況などは調べられるので、そういう観点からも使える余地はまだまだあるSNSと言えます。

それぞれのSNSで、「住人」が変わる

主要なSNSを5つ取り上げましたが、それぞれのSNSのどれを重点的に使うかは、人によって、あるいは時期によって異なります。ここに掲げたSNSも、一つだけを一所懸命やりすぎるというのも、栄枯盛衰の波をとらえきれずに失敗する可能性が高いです。

SNSの流行り廃りに左右されないよう、複数のSNSもまたにかけつつ、基本の拠点は自社のWebサイトか公式ブログに据えておく、という形が無難じゃないでしょうか。ここに取り上げなかったSNSも沢山あるので、もしご興味があればご自身でも調べてみてくださいね。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2018.06.02

2018.06.02

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