Vol.42 「後戻り」をしたくない

2019.09.26

個人的なスタイルに合わせて、外に提供していきたいこと、考えていることも一緒に吐き出していく。今回も、勝手な決めつけ多めで、根拠なしに放言して行こう。

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何かをするなら、前に進みたい

投入できるリソースは大きくないから、少しでも生かしたい

一つ前の記事で触れた「頑張れない」には、マイペース以外にもうひとつ理由がある。それは、「体力」。経済的な体力の「資本」という意味も含め、バンバン無茶振りに答えるだけの体力は有していない。元々身体が強かったタイプではないし、長じた今でも免疫はついたにせよ、頑丈な身体、強い肉体を有しているとは言い難い。その都度出力できる体力も少ないし、溜め込める体力や回復できるエネルギーも、いずれも大きくない。

おまけに、変化に強くない。自分の意思で方向転換するのはまだしも、外部からの意思や指示によって取り組むものを変える、ペースを変化させるというのは非常に負荷がかかる。軌道修正、ペース配分の変化にもそこそこのエネルギーを使ってしまうし、変化を飲み込んで実行に移すまでのリソースも必要になる。自由になる体力、投入できるリソースは、物理的にも経済的にも基本的には大きくない。

様々な無茶振りに対して追従するだけの機敏さもないし、アクセルを踏みっぱなしにできるようなキャパシティもない。一定のペースで、間違いがない方向にコツコツ進んでいきたいから、投じたリソースはできるだけ細かく回収して、着実に前に進んでいる手応えを得られないと途端に脆さが出てしまう。

一定のペースでコツコツと積み上げ、尻上がりにアウトプットを大きくしていく、スピードを上げていくというのは可能だけれども、目的地や目標の変化にがあまりにも多いと、強みを発揮できない。誰かの指示で間違った方向に進んでしまったり、正しくない情報にそそのかされて明後日の方向に進んでしまった時も、回復、復旧には時間がかかる。

だから、できるだけ間違った方向には進みたくないし、着実に目的を達成できる方法を選びたい。後戻りがありそうな戦略や、やってもやっても安定しないやり方、積み上げが見えてこない手法も、基本的には選びたくない。

だから、現実路線な「ケ」に注力する

いつ上手くいくか分からない「ハレ」や「ホームラン狙い」はやりたくない

頑張らなくてもできること、無理をしなくてもできることに注力するのも、それが「最も着実だから」。イレギュラーや運に左右されがちな「ホームラン」、水物の性質が強い「ハレ」に熱を上げるよりは、間違いなく目の前にある守備の時間、絶対に消費者の中にある日常、一回以上接点を持ったことがある既存顧客に力を注ぎたい。

上手くいくか分からない「奇策」や実証が曖昧な博打にも手を出さない。原理原則に乗っ取ること、温故知新で古くから実証されているやり方を探すこと、概念としては常識となっている「信じられていること」も、きっちり確かめないと気が済まない。間違っていました、とか見極めが不十分でしたは、個人的には致命傷になりうる。

絶対にあること、過去に起こったことから少し手を伸ばす、思考をめぐらせれば現実になりうること。できるだけ確度の高いこと、地味で着実でつまらないこと、「絶対に起こりうること」に力を注ぎたい。計画や想像は裏切るかもしれないが、コツコツと積み上げたことや繰り返したことは絶対に裏切らない。何かの役に立つ。そうやって、マイペースかつ地味に、それでもゴリゴリとやや強引にでも前に進んでいきたいと思っている。

ラッキーパンチも、想定外の幸運も求めていない

自分のやりたいことが常に押し通せること、実現できることに運気を使いたい

プライベートは別にして、ビジネスにおいては個人的に、ラッキーなんて求めていない。想定外のことも期待していない。「何かが起こるかも」とか、甘い見込みに期待するとか、机上の空論に過ぎない計画を信じ込むとか、そういう幻想に基づいて前に進むのも、やりたくない。

自分の人生、あるいは携わるビジネスにおいては、「当たり前のこと」や「ほぼ起こることが着実なこと」が実現していく、身を結んでいけばそれでいい。実証ができない、現実にならないのなら何かが間違っているのだから、正しい方法を見つけられれば、結果が出せる。そういう状態を常に目指したい。運気はすべて、自分の我を通す、やりたいことを押し切るための障害突破、壁をぶち破るために使いたい、とも思っている。

多分、めちゃくちゃつまらない人生だろうし、めちゃくちゃ地味で味気ない人生になるかもしれない。ストイックすぎるかもしれないが、自分一人ぐらいはこういう生き方を貫いたっていいとも思っている。自分のようなタイプは、目立たない背骨や曲がらない柱の部分で構わない。背骨がしっかりしていれば、社会の彩り、面白みの部分は誰かがやってくれる。

でも、その分、ペースが乱れた時、保っておきたい水準が崩れた時、復旧までに時間がかかる。ちょうどいい状態へ戻るまで、長い時間と多くのリソースを有してしまう。実際に今、ここ数年見誤った結果のダメージ、打ち手を間違えまくったことからくる障害に対して、元に戻して行っているタイミング。まだまだ自由自在に動き回るという状態には程遠い? まぁ、だいぶ治ってきた気はするので、ぼちぼち通常運転に戻していきたい。

限られたリソースで複利効果を狙いたいから、「ケ」を選ぶ

取り組んだ分が絶対に役立つことをやる。再投資も効果の大きい「ケ」を選ぶ

ド派手なホームランや、見栄えのいい「ハレ」を選んだ方がいい場合もあるし、そっちの方が目立つしウケも良いかもしれない。早めに大きな収益を上げられるかもしれないが、「かもしれない」が常につきまとう。そうならない「かもしれない」もたっぷり含んでいるのなら、個人的にはその路線を選ぶというのはあり得ない。

時間を無駄にしない。やったことを無駄にしない。そのまま再投資して、やった時間、投入したリソースを最大限に有効活用するには、やるべきことを絞り込んで、着実に役に立つことだけをやった方がいい。

もし、そこに華やかさが必要になるのなら、エンターテインメントを取り入れたり、様々な「無用なこと」を学ぶのもいいかもしれない。ただし、基本的には温故知新。時間をかけて取り組めば、必ず何かの役に立つこと、リターンが着実だと思われるものを選んでいきたい。

時計の針が早い時代、スピードが求められる時代だからこそ、ホームランを狙ってスピーディに収益を上げることよりも、時間を味方につけられるやり方、何度でもチャンスを得られるスタイルを選んでいく。時間をかければかけるほど有利になる路線も、選択肢に入れておこう。

地味で面倒くさいことでいい。派手さが微塵もないこと、誰もやりたがらないことを積極的に、できるだけ丁寧にやっていく。原理原則に基づきながら、本質を捉えて丁寧に積み重ねたことは必ず役に立つ。必ず役に立つこと、後戻りしないことにだけ注力したいから、流行りすたりにも第三者の影響も受けにくい「ケ」と「ゼロベース思考」に集中、そのやり方を頑固に死守する。

硬さと地味さ、コツコツで勝負して、後半から堅実に勝てる人生、ビジネスを目指したい……。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2019.09.26

2019.09.26

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