Vol.46 過剰な激しさを常備する?

2019.09.27

長年溜め込んできた考えをひたすら吐き出そうとしていたら、最終的には、自分の流儀や自分にしか当てはまらなさそうな話しかしていない気がする。まぁ、そういうのも良いんでないのということで、今回も好き放題に書いていこう。

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日本も世界も、危機的状況に陥っている

文化的、経済的、軍事的な緊張感が高まっている

大規模な軍事衝突である、第二次世界大戦が終結してから70余年。中東やアフリカなどで大規模な戦闘、軍事力による紛争介入、紛争解決もあったが、少なくとも2000年ぐらいまでは第二次世界大戦の戦勝国による国際秩序、「国際連合」と「米軍」の力で概ね平和にコントロールされてきた。要所要所で国連や米軍の目をすり抜けた拉致事件や暴力沙汰、戦勝国側がわざと見逃していた事件、対応を放置していた事案もゼロではないが、民主主義国家による経済、秩序維持という点では合格点だったのではないだろうか。

それが、ブッシュ政権からオバマ政権を経て国際的な経済活動が下火になりかけた頃ぐらいから、だんだん揺らぐようになってきた。メルケルがハンドルを握ったドイツのおかげで、EUの秩序も経済もバランスがおかしくなったり、中国が文化と金融、「徳」による侵略を進めていたり、いわゆる「イスラム国」による水面下の国際テロリスト組織が育っていたり。

目に見える大きなドンパチ、報道規制をくぐり抜けて大々的に周知されるような軍事衝突、軍隊による虐殺は減っているように思うけれども、イスラエルやペルシャ湾、トルコあたりの緊張感、日本の近海の特定アジアに漂う緊迫感も、「実は始まってました」と後から歴史の教科書に載ってもおかしくない状況が続いている。

インターネットの発達や、ドローンなどの発達により、戦いは見えにくくなっているし、平和に見えても経済による殴り合い、どつき合い、情報機関による隠蔽工作、洗脳や偽装行為もガンガン仕掛けられている。日本も、情報工作という観点から言えば、相当深いところまで入り込まれていて、まともな議論も難しい状況が作られつつある。

現在の報道機関の体たらく、地上波テレビのバランスのおかしい報道状況、優先順位を履き違えた番組構成、さもおおごとかのように伝える編集テクニック等々、パッと見て「おかしいな」と思うポイントはたくさんあるのに、それを鵜呑みにする方々がたくさんいらっしゃるのも、大きな問題になり始めている。

「まともな議論」が難しい?

科学や客観的事実より、信じ込みたい常識、価値観が優先される?

日本国内だと、豊洲市場をめぐる問題や、モリカケ問題、消費増税というか財政再建関連の話題に、あいちトリエンナーレの補助金問題等々。「汚染水」の処理の仕方、処理水の海洋投棄の問題も、科学に基づいた真っ当な議論ができているとは思えないし、環境問題、経済的な問題に対してどう向き合って、どう解決していくかの落ち着いた議論もあまりできていない気がする。

国際的にも環境問題はおかしなモードに入っているし、経済的な問題、富の再分配が機能していない問題をまともに話し合えているとは思えない。ポリコレを掲げるのは結構だけれども、科学や客観的な問題、同じ物差し、同じ前提に基づいた着地点の探り合いというよりは、自分たちの言い分をごり押ししたい側の無理やりな信仰心の押し付け、が横行しているように見える。

一つの星、それぞれの国、限られた街や地域で大勢が暮らす以上、そこには様々な問題と、それぞれの好みや首長、優先順位があるのは当然として、それらをすり合わせて平等に前に進んでいく、文明として発展していくためには、客観的な事実に基づくこと、科学的な見地に立ってものを見ることが大前提だと思うんだけれども、教育や洗脳のおかげでねじ曲がったままめんどくさい大人になった人、めんどくさい大人の道具にされちゃっている子どもたち、若者が溢れかえっている、ような気もする。そして、そこに現状維持を望む超富裕層、支配者層からのインチキで稼いだお金、みたいなものが注ぎ込まれているような気もしてならない。

議論のテーブルに着くからには、お互いに誠意をもって、時系列も前提条件も心持ちも揃えた上で、お互いにリスペクトを持って着地点を探る、一致点を探すのがマナーだと思うんだけれども、どうにもそこが最初からズレていて、まともに生きていこうとする人、真面目に世の中を改善しようとする人が割を食う、馬鹿にされるような時代にもなっているようで、ちょっと悲しい気持ちになってくる。

「日本は衰退している」で立ち止まりたくもない

「世界的な経済成長」も鈍化するなら対策を打ちたい

何かあるたびに、「日本はもう無理だ」みたいな言い方をされると、本当にうんざりする。「このままでは」衰退していく一方だろうし、「このままでは」人口減が止まらないのだろうけど、今から少しでもやることをやっていく、やれることに手をつけていけばなんとかなるかもしれないのに、打ちひしがれて足を止める、思考を停止させるのはなんだかなぁと。

世界的な経済成長、先進国による経済成長だって、何が鈍化しているか、何が限界を迎えているかと言えば、「エスタブリッシュメント層の考え方」なのであって、「今までの資本主義」をちょっとずつ変えていく、格差を拡大するばかり、富を吸い上げるばかりの資本主義を見直していく、「何でもかんでもクリーンでなければならない」みたいな幻想を打ち捨てて、目の前のできることを一つずつコツコツやっていけば、日本も世界の先進国も、まだまだ成長できるはず。

にも関わらず、すぐに「もう無理」とか「努力は嫌だ」とか「勉強は嫌だ」とか。議論をする、行動を変えていく手前の段階で挫折する人、諦めて現状維持に居直る人があまりにも多い。インチキによって力や財力を得ていた人、真っ当なやり方以外で富や名声を得た人たちはより激しく抵抗するだろうけど、それらをそのままにしておいたら、世の中は何も変わっていかない。

だから、かなり激しい手法、姿勢が必要になってくる。言葉による分かり合いを求めていては遅すぎるし、思考を変えやすい若者や子供ばかりを教育していても、今力や財力を持っている年長者、大人をどうにかしなければ何も変わらない。嫌なこと、キツイこと、やりたくないことこそやっていかないと、衰退する未来、文明が滅んでいく未来も変えられないだろう。

ヒントは、「角を矯めて牛を◯す」

ツノのねじ曲がった大人の牛は、放っておいても死んでしまう

根性や物の見方がねじ曲がった人間の大人も、その凝り固まった思考や根性をまっすぐにできなければ社会の方がダメになる。痛いからといって、矯正することを諦める、矯正するときの暴力が自分にも相手にも痛いからやらない、というのを長々と続けて今に至っているのに、まだそのままにしておくんですか、と。

日本の社会をなんとかする、世界経済をなんとかするためには、牛を◯すつもりでツノを矯正していく、有無を言わさぬ実力行使で痛みを与えていくことも避け過ぎてはいけないんじゃないだろうか? ツノを矯正した結果、死んでしまうようならそれはそれで仕方がない。遅かれ早かれ死ぬしかないのを、死期を早めてあげるだけだから。ただ、人間は牛じゃないから、根性や考え方を多少強引に矯正しに行ったって、死にはしない。メンタルが壊れるほどやり過ぎなければ、またやり方を間違えなければ大丈夫だろう。

パワハラっぽい要素を含んでいる「なんとかセミナー」みたいになってしまうと意図とはズレるし、自分たちのいうことを聞かせるために、強引に傷つけるというのも伝えたいこととはちょっと違う。あくまでも、まともに議論するため、まっすぐに進んでいく、得るべきものを得てもらうために根性を叩き直すつもりで、痛みを与える、年功序列、長幼の序や立場を無視して口を出すというのも、必要なんじゃないでしょうか、ということ。

立場を踏まえすぎる、空気を読みすぎることによって、変な力関係、真っ当でないパワーバランスになってしまって、その結果、「モンスター〇〇」が増加しているような気もするし、あくまでも大きな愛を持った上で、「なんとかしたい」と思う相手に対してだけ、◯すつもりで角を矯正する。根性や考え方を叩き直すように、痛みを与える、きちんとフォローする。そういう仕組み、フロー、本意気の覚悟というのがこれからの世の中、世直しには欠かせないんじゃないだろうか。

いざという時には、という圧もいる

痛いこともキツイことも、立場をわきまえない行為も辞さない姿勢、気持ちを持っていたい

今の世の中、特に日本に必要なのは、やりすぎること。過激なこと。自分のための過激さ、暴力は良くないが、相手のため、世間のための過激さ、力の行使というのは必要な時もある。そういう必要悪、味わいたくない痛み、罪になるかもしれない行為も、今の日本を良くするため、変えていくためには、文字通り劇薬として必要な気がする。

犯罪を奨励するつもりはないし、どんどん暴力を震え、なんでも破壊しろというつもりもないけど、「いつでも刀は抜きますよ」という心構えや、「あまり、舐めないでくださいね」みたいなヤンキー靈ぐらいは、いつでも持ち歩くぐらいがちょうどいいんじゃないだろうか……。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2019.09.27

2019.09.27

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