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行動規範その2、「『一人一人の幸せ』を最大にする道具であること」
一人一人の違い、多様性を一つの基準で判断して強い力で塗り潰すようなことはしたくないという思いがあります。
作家の端くれとして、小さな違い、個性を大事にしたいという思いもありますし、自分自身も捨てることのできない個性を持ち合わせているので、それを奪われるような力には抗いたいという思いもあります。
何でもかんでも同じ基準、同じ価値観で判断して、合議制で多数派が力が正しいということになると、そういった「豊かな違い」や少数派の存在が許されない状態にも繋がって、寛容というよりは排斥といった暴力にもつながるような気がします。
違いを許容して、それぞれの自由やそれぞれの個性を尊重する。
その上で共に繁栄を目指す。そちらの方が、力に任せた強引なやり方よりも優しくて、実現も維持も難しい方法ではないかと考えています。
難しいからこそ、全力で取り組む。
繊細だからこそ、気を抜かないで見守る、手を添える。そういう面倒なことをきっちりやらなければ世の中は良くなっていかないと思うので、「一人一人(それぞれ)の幸せ」を誰に遠慮することなく実現できるような社会を目指したいなという思いを持っています。
また、それをサポートする著名人になってしまうと自分の意向に沿ったものや、歪んだものが世の中に出回りかねないので、自分自身はとことん便利な道具に徹して、個性をそのまま世の中に送り出せるような状態を保ちたいなというのが、行動規範のその2になります。
誰よりも自由で、自由を追い求めるからこそ、「正しさ」や「正義」に寄りかかったものの言い方はしない、多様さを受け入れて、多様さを守り抜ける存在であり続けたいと思っています。