目標は、「サヴィル・ロウ」のオーダーメイド

2016.09.24

所信表明に、体験したことがないモノを目標に掲げてみました。サヴィル・ロウの足元にすら全然及ばないんですが、遠い遠い地べたから少しずつ高みを目指していければと書いてみました。

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photo by:LGEPR/from:GATAG

サヴィル・ロウとは、「背広」の語源になったスーツのオーダーメイドの聖地。イギリスの中でも名門の紳士服店が集まる街で、お店に入るにはそれなりの緊張と覚悟とが求められるようです。
まだまだ、国内で比較的割安なパターンオーダーを体験した程度。「大人の仲間入り」を予感し、背中を押してくれるような体験はあまり経験したことがありません。

しかしながら、自分もそういった極上の体験を提供できないというのは、顧客満足の観点からは褒められたものではないですよね。
できうることなら、私のもとに訪れてくれたお客様と共に、二人でなければ味わえない体験と、ワンランク上の自分に出会えたという静かな興奮や感動をお届けしたいと思っています。

「ウェブサイト = 衣服」と置き換えてみる

色んな役割のウェブサイトが存在しますが、ここでは一般的なコーポレートサイトやブログ、あるいはブランディングのためのウェブサイトなど、ビジネスシーンで「見てもらう」ためのウェブサイトを同じく「見られるもの」として「衣服」や「皆様に見られる姿」にたとえてみましょう。

既製品のスーツやビジネスカジュアル、あるいは量販ものの消耗品に近い衣類。きらびやかな高級品もあれば、パッと見ただけでは地味に思える質素で上質なモノまで、実に様々な種類があります。
オーダーメイドでも、お店によって値段や質の組み合わせは多様で、見た目の善し悪しだけが全てとは限らず、「違いがわかる人」にしか良さが分からないモノも存在していると思います。

また、オーダーメイドの中でもイギリスとイタリアとでは趣きが異なるらしく、前者はやや古めかしく重厚で最初の着心地はあまり良くないモノが多いようですが、後者は逆に流行の最先端を行くスタイリッシュさと着心地の良さがあるようで、短い時間だけで言えば圧倒的にイタリアのモノの方がいいと言われてしまいそうですが、伝統や古いモノをよしとする人たちや「違いが分かる」人たちの間では、見えない豊かさを感じさせるイギリスのモノの方が好まれるようです。

しっかりと丈夫に作ってあるからこそ、長く使える。手入れをし続けていけば、代々受け継いでいける。
衣服に限らず、自動車やお酒にもその精神は宿っているらしく、武骨で重厚だからこそ時間がたてばたつほど重宝され得る余地があるのが、イギリス流のいいところのようです。

そんなイギリスの中でも飛び抜けて名門に位置するサヴィル・ロウ。そこで、職人と好みを伝えながら二人三脚で1着のスーツを作っていくという行為は、どれほどの緊張感と興奮がお客様に届けられるのか。また、それに応えられるだけのお店や職人の力量はどれほどの努力や覚悟が必要なのか。どれもこれも未体験の私には想像もつきませんが、ほんの少しでもその精神で仕事に取り組めればと思う次第です。

本物の仕事だから、過剰な演出はいらない

長い時間をかけて鍛え上げられた仕事に、着るどころか利用する時点で顧客を選んでしまうサービスが生み出す、最高に上質なモノ。パッと見てわかる素晴らしさなどなくとも、違いが分かる人には全てが伝わってしまうシロモノ。

また、着る側が同じモノを着続けるために求められる手入れや努力もそれなりに必要になる、面倒な部分もあるからこそ、飾らない動作、何気ない一挙手一投足が一味も二味も違って見えるようになってくる。

鍛え抜かれた素の部分。ワザとらしさも無理も演出もかかっていないようにしながら、見せたい姿を見せる努力。
その努力も含めたありのままの姿を、分かってもらえる人だけに愛してもらえる。無理をして、力を入れたり、余所行きの格好をする必要もなくなります。

無理なく、長く使えるからこそ、残していける。時間の流れを味方につけて、味わいを深めながら引き継いでいける。
そういったモノが、イギリスに限らず、同じく伝統を愛する日本にも沢山残っているように思います。

そういう、「時間の流れに耐えうる」本物の仕事、最上級のウェブサイトをお客様と共に作れるようになることを目標に、これからの事業を展開していければと思っています。

知るための「広報(サポート・コンサルティング)」

お客様の現状や秘めた想いや信念を正確に把握するため、あるいはこれから作っていく、残していきたいウェブサイトをきちんと作るためにふさわしい人へなっていただくために。
また、私を信頼してもいいという関係を作っていく期間を十分に持ちたいので、まずは「広報」という日常の業務をサポートしながら、「どういう風に見えているのか、どういう風に見せたいのか」といったところから把握させていただこうと思った次第です。

まだまだこれから、何もかも不十分なままのスタートですが、お気軽にお声掛けくだされば幸いです。
今後とも、仮面ライターをよろしくお願いいたします。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2016.09.24

2018.04.30

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