クリエイターとしてやりたいこと

2016.09.25

事業やサービスとしてのやりたいことではなく、仮面ライターとしてやりたいこと。まずはクリエイターの端くれとして達成したいことを掲げてみました。

この記事は 約 5 分で読めます。

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先達を超える

いきなりのビッグマウスですが、何かを生み出すものとしては絶対に忘れてはいけないことの一つだと思っています。連綿と続く歴史がある領域であれば、「後から来るものに越えられる」とか「越えてもらうために存在する」というケースはけして珍しいものではなく、生物の進化や神話の中にも登場するぐらい、普遍的な考え方ではないでしょうか。

新しい技術や考え方、知恵を駆使して教えてくれた師匠や目標とする先輩、偉人に認めてもらおうとする。自分より優れた存在に打ち勝つために自己研鑽を積む。その繰り返しがあるから、人間は進歩してこれたし、その繰り返しが機能している国やコミュニティは発展し続ける。
むしろ、そういった芽を摘んでみたり、優しい自己主張しかしなくなったから、日本に活力がなくなってきたのではないかとも思っています。

小手先で勝負しない。真っ向勝負で下克上

昨今のイノベーションや評価される作品で気になるのは、実に優等生だということ。あまりにも優等生すぎて、すでに存在している類似の商品やサービス、あるいは諸先輩方が作ってきたものを滅ぼしてやろうという気概があんまり感じられない気がします。

とんがり具合が足らないというよりは、ただ単に迫力が足りない。「このままでは喰われる」という圧倒的な存在感もあんまり感じられず、「俺を越えてみろ」というプライドも感じられないのはなんとも残念だなと。

目先をずらしたり、小手先を工夫して「どう、いいでしょ?」と見せるのがけして悪いことだとは言わないですが、そんな小さな変化では旧来のスタンダードの方が魅力に見えて、生活も世界も何一つ変わらず、生み出した人が多少の小銭を稼ぐぐらいしかできません。

本当にそれで、イノベーションなんでしょうか? ただお金の止まる位置が変わっただけに過ぎないと思いませんか?

周りと協調するのも大事で、仲良くする姿勢は必要だと思いますが、これから長い時間生き残っていって、諸先輩方と同じ土俵で評価されてしまう世界に至ってしまえば、「当時の事情」なんて見向きもされず、手元に残ったものでしか評価されえません。
時の流れに耐えながら、沢山いる偉人たち、天才たちの間に割って入る、後世の人たちにも評価してもらおうと思うのなら、もっともっと周りを威圧する問題児にならないといけないんじゃないのかなと思います。

簡単には諦めないし、簡単に譲る気もない

直接ぶつかってみたところで、まだまだ先輩方に敵う要素は一つもないですが、だからと言って簡単に負けるつもりはありません。仮に、一人で勝てないのなら、志を同じくする人たちとともに勝負を挑み続けたいと思います。
また、自分が越えようとするのだから、自分も越えられるだけの覚悟はしておきたいと思います。

若手の芽を摘むのも、出る杭を打つのも、真っ向勝負してきた瞬間だけでいいじゃないですか。乗り越えて、越えられて。そうやって進歩していくのですから。
優秀な人に越えられないように自分を磨きながら、優秀な人の優秀な部分はきちんと伸ばす。頭を押さえつけたり、可能性を奪うよりもはるかに健全な関係じゃないでしょうか。

後輩たちが挑んで来れるような環境もしっかり作ってあげたいですし、簡単には乗り越えられない壁になれるよう自己研鑽を積み続けたいとも思うわけです。

タブーだけれどやらなきゃいけない「神殺し」、「親殺し」

発達心理学ではおなじみのエディプスコンプレックス。男児は父親を殺して越えようとするお話。また、神話によっては、人が神様を殺すという、「立場的には下位の存在が、上位の優れた存在を殺害する」という話も割と出てきます。

物語の類型の一つ、「神話の法則」や「貴種流離譚」ではある身分の王子が、王である父親を打ち倒すというのもよくある話で、「スターウォーズ」も漏れなくそのお話でしょう。

フィクションだけにとどまらず、日本では「下剋上」や「明治維新」など、下位の武将が上位の武将を打ち倒したり、若者が年寄りに打ち勝ったシーンもありますし、「名誉革命」や「フランス革命」、「産業革命」といった新しいものが古くて優れたものを打ち倒したケースも沢山あります。

生物の進化でも、それより前にいた生物を駆逐しなければ新しい生き物が栄えなかったケースも多々あったはずですし、なによりも「種の保存」として、同種の中でも自分の遺伝子を残そうと他者を殺すというのは珍しくない話です。

そういったものを、シュンペーターは「創造的破壊」と呼んだと思うのですが、この「創造的破壊」への恐怖が、今の格差を拡大する要因になっていると思います。

硬直化した社会をもう一度活発に若返らせるためには、「俺が生き残るんだ」と横並びのものも、より優れた歴史のあるものも喰らい付いて飲み込む、破壊してやるという気概で平和裡に挑戦していくことが大事なんだろうなというのが個人的な意見です。

クリエイターとして、ものを生み出すものとして、一人の男として。色んなものと戦って、いつかは諸先輩方を越えられるようにしたいと思います。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2016.09.25

2018.04.30

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