物語や面白さを追求する原点について

2016.10.06

おもてなしとか、神話とか。気を配るには繊細で微妙な要素なのに、大事にするのは子供の頃からの夢が関係していました。

この記事は 約 4 分で読めます。

,

子供の頃は、ゲームのシナリオライターになりたかった

物心つく前、幼稚園に上がる頃にはTVゲームに勤しんでいました。思春期の入り口でドラクエやFFに触れた瞬間、それまでも遊んでいたのに、テレビの向こうに「人がいる」と感じたり、「ゲームって人が作っているんだ」と思う瞬間がありました。

それまでは、アクションゲームやシューティングゲームなど、動きの多いゲームを遊んでいたものの、人が作っているというのを感じることはなく、「遊ばせてもらっている」という感覚だけが強かったのですが、メッセージ性の強いRPGに触れた瞬間、「ああ、人の想いがこもっている」という想いが芽生えました。「自分も作りたい」という想いを胸に抱いたのは、10代になったばかりの頃だったような記憶があります。

その頃から、ゲームの中でも特に、ゲームのお話を作る人になりたいという想いを抱き、図書館に通ってみたり、進路について調べてみたりする中で、企画を立てる人が兼務するとか、ゲームを作るにはどういう勉強をすればいいか、どういう進路を進めばいいのかを見定めて、やれることは少しずつやってきた経緯があります。

企画を立てる人になるために、またシナリオを作る人になれるように、中学生の頃から小説を書いてみたり、ゲームに向いたシナリオを書けるように、いわゆるファンタジーやSFについて学んでみたり、色んなゲームを遊んでみたり。色んなことをやる上で、気持ちよく遊んでもらったり、物語の世界を自由に感じてもらうのが自分のやりたいことなんだという想いを抱いて、10代を過ごしてきたように思います。

そういう土台があるからこそ、ルールで成り立つゲームや社会、モラルというものを大事にしたいという想いもありますし、一方的な解釈だけを押し付けるのはナンセンスだという考えも持っているのかなという感覚があります。

自分勝手に主張を押し付けるのではなく、自分の組み立てた世界を色んな角度で楽しんでもらう。それをやるには、物語や神話、オウンドメディアといったキーワードが欠かせないんだろうなというのは、最近見えてきた一つの答えでしょうか。

子供にメッセージを伝えられる仕事をしたかった

数あるメディアの中でも、ゲームのシナリオライターになりたかったのは、そのメディアが一番子供の心に響くんじゃないかと自分で思えたから。

本を読むのは嫌いではなかったし、映画も嫌いではなかったんですが、やっぱり能動的に関わる瞬間というのも相手には提供したいという部分があり、解釈をするためのサポートを用意しつつ、能動的に解釈できるゲームというスタイルを選びたかったんだろうな、というのは今だから考える後講釈、でしょうか。

子供の心にズドンと届けるためには、小手先のテクニックや子供騙しな表現ではダメで、大人が本気で骨太なメッセージをストレートにぶつけるしかない。手を抜いたり、気をてらおうとするとよくないという想いも、子供に届けたいという想いがあるからでしょう。

色んなことに配慮して、本物のメッセージにするからこそ、子供に伝わる。子供の口から、他の子供に伝わっていく。そういうことをやりたいと思っていたので、面白さやおもてなし、物語というものにこだわっているんだろうなとも思います。

言葉の力で世界を変えていきたい想いは変わらない

ゲーム屋さんにならずに今の仕事をしていますが、言葉の力で、お子さんの人生や家庭、世界を少しずついい方に変えていきたいという想いは、今も捨ててません。むしろ、今の方が強くなっているのかもしれません。

ゲームの主戦場も入れ替わり、子供や若い人にメッセージを届けるには、今はウェブという場所が使いやすいというのもありますが、子供の前に、大人に届ける、大人を変えていけるのも、ウェブという領域、ウェブ制作というお仕事だと思っています。

何を伝えて、何を残すのか。どういう想いでメッセージを作るのか。物語の世界、練り上げられた世界観を楽しんでもらうというスタンス、おもてなしも忘れず、子供も揺るがすような骨太なものを作りたいというのも忘れずに、仕事に取り組んでいければいいなと思っています。

ゲーム屋さんになりたくて行動してきた過去が、今のこだわりの原点でしょうか……。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2016.10.06

2016.10.07

Loading...
Facebook Messenger for Wordpress