スナフキン的高等遊民で、「創造的破壊」をやっていきたい

2017.01.31

「結局、何をやってる人なのか」第三弾。『3種類の日本教』という書籍も合わせて、「働き方改革」に対して思うこと、何をやろうとしているのかを書いてみる。

この記事は 約 5 分で読めます。

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参考書籍:『3種類の日本教 日本人が気づいていない自分の属性』

著者島田裕巳
版元講談社+α新書

日本人を、「サラリーマン系」、「自営業・自由業系」、「公務員・官僚系」の気質、家業に分けて、著者の発見や偏見も含めてまとめている書籍。日本の戦後教育で沢山量産されたのは、サラリーマン系。戦後に日本国内だけで増えた、協調性に優れ、集団行動が得意な人たち。日本のものづくりを支えてきたブルーカラー、伝統芸能の人たちも含むのが自営業・自由業系。自由な発想や不安定な状況にも強い。知的なエリートで、短時間で成果をあげる有能で志の高い人たちは、公務員・官僚系。おおよそ、この3タイプに分けられるという。

他の書籍で言えば、『マインドタイム 「未来思考」「過去思考」「現在思考」で最高のチームをつくる』(ジョン・フューレイ著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)が当てはめやすい? 例えば、「未来思考」が強いタイプは「自営業・自由業系」で未来のことを考えて、自由な発想をするタイプ、「過去思考」が強いタイプは「サラリーマン系」で過去のことを大事にしながら、ゆったりとした時間で思考するタイプ、「現在思考」が強いタイプは「公務員・官僚系」で目の前の問題を解決することに強く、一定の時間感覚で管理が得意、とか。

「現在」-「未来」思考と診断された自分の場合、「自営業・自由業系」と「公務員・官僚系」との掛け合わさった部分にいるのだろうか。家系を顧みれば確かに、自営業や職人タイプの人たちと、研究者や陸軍下士官といった人たちとが混在している。鼻につきそうなプライドの高さは、ただの「自営業」ではない「官僚」タイプ混じりのものだとすれば、納得しなくもない。

「長時間労働の是正」には「イノベーション」が不可欠、なのだけど

イノベーションを起こすのに、ハードルになっているのは恐らく、サラリーマン系でも上の方に行ってしまった人たち(手に入れた安定を手放したくない人たち)と、たまたま大金を稼いでしまった成金系の自営業・自由業系の人たち(折角手に入れた土壌を荒らされたくない人たち)と、短いサイクルで異動してしまう個人プレイヤー、公務員・官僚系の人たち。上の方に行けば、サラリーマン系の上層部と同じになってくる。

極端に言えば、「すでに力を手に入れてしまった人たち」や「安定を望む」人たちが、イノベーションを阻む要因になりがちだ。それはなにも、「創造的破壊」に伴う怖さを受け入れられないからだけではなく、そもそも安定して「創造的破壊」に備えることができない制度・能力設計になっているから、な気がしてきた。

サラリーマン系の人たちは、協調性や慣例を優先して集団を動かさなくてはならないだろうから、内側から個人の思いつきを通そうと思っても難しい。官僚系の場合、そもそも2年以上のプロジェクトは扱っていられない。成金系の自営業の人たちは、「創造的破壊」をひねり出すだけの高等教育、教養を有しているケースが少ない上に、思い付きで行動しがち。ただただ「創造的破壊をやりっぱなし」に終わるならいいものの、一回、二回の「創造的破壊」では日本の働き方は全く変わらない気がするから、今のままではかなり厳しいのだろう、というのが、本を読みながら考えた素直な感想。

ブレない外部装置だけが、最後まで「イノベーション」をやり遂げられる?

短期的に売上が上がらない活動も、サラリーマンや成金的な自営業の人たちには選びにくいし、長期的なものは官僚系の人には難しい。そうなると、短期的な利益をうっちゃりつつ、官僚的なスタイルで不安定さに向き合っていける人でなければ、「イノベーション」が不発に終わる? 逆に言えば、エリート意識の高い高等遊民なスナフキンなら、「創造的破壊」が起こってもその影響もコントロールしながらイノベーションをやり続けられるのではないか? その分、物凄いリスクにさらされるし、理解も感謝もされにくいし、生き残るのも難しい仕事になるのだけれども。

スナフキン的な立ち位置で、どんどんプレッシャーをかけていく

既得権益はどんどんトリクルダウンさせて、既得権益を手放した人たちにはさらなるイノベーション、より高付加価値な仕事を生み出してもらう。一人でできなければ、高等教育や教養に触れるところからアテンドしていく。今まで物足りない仕事をしてきた若手には、たっぷりと「上の人たちの仕事」をぶつけていく。

そうやって、どんどん難しい仕事、新しい仕事にぶつかっていってもらう。自分たちで創造的破壊、イノベーションを繰り返していけるように、変化に応じやすい体質へ作り変えていく。その変化を促す、破壊的なウイルスの役を仮面ライターが担おうと思っている。決してしんどくないように、痛みも最小限に留めるようにしながら、きっちりビシバシ鍛えていく。それをやり続けるだけのプレッシャーを自分自身にもかけながら、今日も明日も明後日も。生意気にスナフキンをやってやろうと思ってます。

ブレない判断力と容赦ない創造的破壊、革新を具体的に定着させる能力をお求めの方は、ぜひ気軽にお声掛けください。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2017.01.31

2017.01.31

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