組織に常備するには向かない、非常時かつ非常識人材?

2017.02.03

「結局、何をやってる人なのか」第五弾。強みの構成も、なんだか無頼派で反体制派な自由人だなと思ったので、ストレングスファインダーっぽいのを自由に解釈して、自分がどういう人間かを出してみる。

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何度か受けたストレングスファインダーを、題材にしてみる。

まず、最近のものから順番に5つを列挙してみる。

2014年6月 受験分

  1. 個別化
  2. 戦略性
  3. 回復志向
  4. 学習欲
  5. 信念

2013年9月 受験分

  1. 戦略性
  2. 未来志向
  3. 学習欲
  4. 達成欲
  5. 責任感

2012年2月 受験分

  1. 自己確信
  2. 未来志向
  3. 活発性
  4. 戦略性
  5. 学習欲

本来、何度も受けるものでないのだろうけど、新しい本が出るたびにトライしてみたり、受験する機会があったからやってみたりした。その時々のメンタルや、受講事情もあってぶれたりもしているのだろうけど、そのおかげで34種ある強みのうち10種ぐらいは判明している。大体、間違ってはいないのだろう。

それぞれ、個々の強みの解釈は長くなるので割愛しつつ、組み合わせの解釈を幾つかに分けてまとめてみる。

兎にも角にも、治したがり。「治す価値のあるもの」を治したがる

「回復志向」は、欠けている部分や足りない部分を補って元の状態に戻したがる性質を有している。ズレを補正したり、無駄を取り除いたり、問題となっている部分を解決して、まずは底上げを図りましょうという強みに思える。ここに、「信念」が加わると、「直す価値のある部分、治すに意義のある部分、治すべきだと思う部分」に取り組んでしまう。他の誰もが、分かっていても手をつけない解決が難しそうな問題であればあるほど、「俺ならできる」と自己確信も持ち出して向き合ってしまう?

学習欲も相まって、「治せそうな部分」はどんどん対象が広がることもあれば、より難しい部分を「治せそうだ」と深掘りしていく方向にも働いてしまう。治して治して、どんどん治しながらも学習して、座学も動員してどんどん治したいものが増えていく、より難しくなっていくスパイラルに入る傾向がある?

じっくり時間をかけて問題解決、根本的な問題を見つけ出すまで物事に向き合ってしまい、それ以外は「俺のやることじゃない」とはねのける。おまけに、「どういう順番で治せば無駄がないか」とか「どういうルートを辿れば解決できるか」ということを、戦略性が導き出してしまったりするので、外部からの干渉は望まない。いつ結果が出るかわからない問題に対して、ほったらかしにしておかなければ強みを発揮しない可能性がある。

ただ、「最上志向」や「着想」というのが上位に来ていないようなので、アイディアの上乗せやデザインのブラッシュアップ、オプション対応、みたいなことには向かない。大きな問題を解決したり、見えない繋がりを線で繋いだりすることはできるけれども、そこから広げたり、デコレーションしたりというのは不得手。その辺を自分が担うのは無駄と思ってしまうので、「設計図が決まっていれば、あとは好きに広げるよ」という人とは積極的に連携して、よりいい仕事ができるのかなと思わなくはない。

ある方向にまっすぐ最短距離で行くのは得意なんだけれども、寄り道する幅や柔軟性には欠ける、と思っていただければいいのだろうか……。

相手の事情は加味するけれども、己の考えを貫き通す

「個別化」があるから、相手のことを細かく見て行って自分なりにその人のことを理解しようとする力はある。のだけれども、表に現れない部分のしん酌までは得意でない可能性もある。協調や共感するわけではないし、その人の気持ちをそのまま分かっているわけではなく、「自分なりに」理解している部分からは外れていかない?

「共感」や「調和性」といった要素が上位に来ず、「信念」や「自己確信」が「責任感」と「達成欲」に裏打ちをされてしまうと、過度に空気を読むことなく、自分の信じるままに強引な手段をとっていくこともできてしまう。「慮ってできない」というのがないというのはある意味強みだろうけれども、サラリーマン的な動き方からするととんでもないことだろうし、伝統を重視する世界でも異端の扱いをされる気もする。

「やらなきゃいけないこと」をその理由も伝えずにとりあえずやってしまう「活発性」もあったりするので、付き合いの浅い人や理解をしてくれない人からすると、ただただ破壊していくだけにしか見えないのも悲しいところではある?

人の話は聞かない。自分で決める。指図も受けない

「戦略性」のおかげで、何をどうすればいいかはなんとなく分かっていて、何をすると失敗して、何をすると無駄なのかも、半ば無意識に判断してしまう。そこを、他の人に指示をされても自分で納得していなければ、その通りには動けないというのも、オペレーターっぽいことを求められる際には足かせになりがち。

「信念」と「自己確信」の組み合わせも、組織の中や調和を重んじる世界で生きるには問題があって、「自分が信じるもの」を優先しすぎて、「それじゃあ無理だよ」と言われても、「俺にはできる」と妙な確信を持って動いてしまうところがある。この、「信念」や「確信」に穴がないかどうかや、セオリーに基づいているのかどうか、トレンドに外れていないかどうかを「回復志向」や「学習欲」で補完してしまうから、表に出しきらない「哲学」や「目指す理想」というのは自分の中で確かなものとして強まって行ってしまうのも、首輪をつけたい管理職みたいな人がいるところだと煙たがられるだろうなぁ。

「困ったことがある」と言ってもらってほったらかしにする、のが一番いい気がする

「問題解決」や「本当に解くべき問題」を探し続けて最後まで解決してやろう、という気持ちはある。「他の人ができなかったこと」であればあるほど、「解決すると意義がある問題」であればあるほどモチベーションは上がるのだけれども、そういう問題であればあるほどお願いしてくる人は、たぶん不安だろうし、「こうやってほしいんだけど」という進め方やルーチン的なことも持っているだろう。

でも、「口を出される」と途端にパフォーマンスが落ちるし、「誰にでもできる問題解決」であればやる気も無くすし、「勝手なことをするな」となれば、どんどん動きが鈍くなる。「出してほしい結果」や「たどり着きたい理想形」だけを共有してもらって、あとは好き勝手にやらせてもらう。どれだけ破壊しようと、治すためにやっているんだというのを理解してもらって、権限を与えておいてもらうのが、一番パフォーマンスが高く出る。

臨機応変が得意でないのも、自由でないと力が出ないのも、自分勝手にやりたがるのも、強みを発揮するための手段。自分のところに舞い込んで来た依頼だからこそ、全力で満足頂きたいから、文句を言わずにやらせてもらう。そうでないと、お互いに得るものも得られない、というのがどうやら強みから見えてきたこと。

組織に常勤させるわけにはいかないのだけれども、本当に困った時には呼び出したくなる切り札。中々厄介な強みを持っているなと思いつつ、一人ぐらいそういう奴がいないと社会も回らないのだな、とも思ってみる。本当に変な生き物ですこと……。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2017.02.03

2017.02.03

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