ポリシー的なことも、改めてアウトプットしてみる。

2017.04.02

「仮面ライターとは何か」を書いたのに、まだ何を書くのか。自分自身も落とし所を見極めきれない中、ポリシーや関わり方やらを書いてみる。

この記事は 約 8 分で読めます。

, , ,

「自分だけの利益」は求めていない。「その瞬間だけの利益」も求めていない。

資本主義の世の中で、個人事業主をやっている以上は利益を求めて当然なのだけれども、「売れればそれでいい」とは思っていない。相手との関係性もあれば、その背後にある世間との関係性もある。また、時間軸の関係性もある。提供したモノやサービスが、その後に何をもたらすのかを、できるだけ気にかけるようにしている。

どちらかといえば、「社会的な利益に繋がるもの」や「永続的な利益に通じるもの」を求める傾向がある。自分の利益を最初に確保して身の安全を確保するより先に、全体の利益を取りに動いてしまうこともよくある。相手の予算の有無、契約や取り決めも気にせず、アクセルを全開にしてしまって経済的な体力が持たず、大損を被ったり、ボランティアで終わってしまう案件も少なくはない。ただの「良い人」として利用されることも少なくはない。

「何を求めているのか分からない」と言われることもあるが、社会的な利益、あるいは三者以上の利益が出る状態を作れれば、回り回って自分も豊かになれる。そこに至れないものは、取り組む意味すら見出せない。目の前で困っている人がいても、助けるかどうかはその一点。助けることが社会のため、人類のためになるのでなければ手を出さない。その基準は自分で決める。

自分だけ都合の良い形も関係性が築けないし、自分と相手だけが利益を得られる仕組みも長くは続かないし、瞬間的に莫大な利益を上げるようなやり方も、やはりどこかに無理が生じる。「間に立つこと」や「代わりに関係性を築くこと」あるいは「伝えること」が自分の役割である以上、「できるだけ無理のない収益構造」や、「全体的に利益を生み出していく状況」を作っていきたい。

大きめの枠組みを早く作って、早く自分の利益を確保したくなってしまい、目先の利益や契約を後回しにしてシンドくなることが多々あるので、その辺りは見直していかなくてはいけないと思う。

バランスを取るといいながら、「無駄なことはしない」「全力で奉仕する」

気長に時間をかけるスタイルを取りながら、性格としてはせっかちな方。テンポよく進んで行くことが望ましい。相手のことを観察するのが大事だと言いながら、相手の動きを待つ時間がもったいなくて、勝手に下準備を進めてしまうこともよくある。また、本質的なことや、大事なことには時間をかけるけれども、そうではない瑣末なことには興味が湧かなくなる部分もある。

自分がやるべき意義を感じないものや、他の人でもできることにも興味がなくなる。できることなら、全力を出して無理難題に向き合う時間を過ごしていたい一面もある。博打も嫌いだし、本質的なこと以外には無駄な手間暇をかけたくない。できるだけ確実な手段、手軽な手段(=姑息な手段)をとりながら、難しいことに取り組む時間を捻出していく。再現性を高めて底上げを繰り返しながら、辿り着きたい状態へ「無理なく」到達するのが理想とする進め方。

やらなくても結果が分かっている予定調和が嫌いな一方で、どういう結果になるか分からないのを待つのも嫌い。着実に一歩ずつ進めて、進んでいることを確かめたい。

同時に、手を抜くのも嫌い。妥協するのも嫌い。ベストを目指すための途中経過としてのすり合わせた結果、着地点なら納得するけれども、時間をかけて、命をかけて役に立たないものに取り組む気はない。お客さんのためにも、役に立つ本物をお届けしないと気が済まない。そういう意味では、バランスを取るというよりは、常に全力投球で真正面から課題に取り組んでいく、極端なところがある。

全力でないと楽しめないし、「関係性を作る」ことにこだわるなら、中途半端なことはお届けできない

お客様とのやりとり、インタラクティブな関係性、ビスポークしながらの活動を楽しむには、相手も自分も全力を出して没頭できる状態でないと楽しくはない。相手にも最初からそういう状態になっていただくのは難しいのだけれども、全力で楽しんでもらえる状態を作るのに、こちらが手を抜いていては、いつまで経っても最高に楽しい瞬間はやってこない。

関係性を作っていただく相手にも失礼のないように、こちらは全力を尽くしておもてなしをする。その時点で出来うる限りの全力を。独りよがり、自己満足の基準ではなくどこから見ても満足いただける水準を目指して、あらゆるものを提供していく。まずはそこからやっていきたい。

また、伝える元になるお客様、コンテンツホルダーにも本気になってもらわないと伝える気持ちが起こりにくい。代理人になってエンドユーザーのお客様と深い関係性を築くのが仕事であるなら、せっかく出来上がった関係性に水を差すような対応をしていただく訳にはいかない。これもまた、自己満足の水準ではダメ。顧客第一、あるいは世間の基準から言っても十分満足していただけるモノをご提供頂きたいというのが正直な所。

顧客のフォローや満足が不十分なのであれば、代理人として関係性を築くために何かを伝えることはできないし、したくもない。「相手に楽しんでいただけない」というのは、仮面ライター的には敗北、失敗を意味する。その時の看板が自分の名前でなかったとしても、そこの責任をとらずに、きちんとした仕事がご提供できるだろうか。お金をいただく以上は、どちらのお客様にもご満足頂きたい。

エンドユーザーの満足と社会的な利益の追求を諦めたくない

だから、二人三脚でしっかりした情報発信をしていきたいと考えている。革新や変化が必要なのであれば、きっちりその圧力をかけていくし、その圧力をかけるのに時期尚早だと判断すれば、無理のない範囲で小さな変化を促していく。自分がブレずに壁役になるからこそ、相手が何かを発信すればするほど、相手が自分で変わっていける。時にはこちらから指摘もしてあげて、自発的に変化することを求めていく。

それを欠いた状態で、代理人として何かを伝えていったところで、エンドユーザーの満足度は高まり切らない。あるいは「これぐらいでいい」という意識を変えないまま、商品やサービスについてお伝えしたところで、社会的な利益、世間や時間軸に対するバランスは上手く取れない。独りよがりな水準の満足、あるいは低レベルの満足をお届けするだけでは、社会的な利益は伸びないし、全方位に対してバランスをとることもできない。「再生」を目指した革新には繋がっていかない。

仮面ライターを仲介して、繋がる人を増やしていく、あるいは関係性を増やして「面白い」を増やしていく以上、ただ情報を拡散するだけではなく、厳しい編集者としてより良いものが出来上がってくるように洗練させる。あるいは良さを引き出すために負荷をかけさせてもらう。相手との関係を見ながら、そういったものも遠慮なく施していきたい。

また、伝えるために「使うもの」(=HPとして作るもの)に対しても妥協はしたくない。こちらのやりたいことをきちんと完遂できるものを作るために、少ない手間でも効果がきちんと出るものが残せるように、「作る」部分もしっかり担う。外注さんに丸投げするというのはありえないし、したくもない。他のクリエイターさんと組んだとしても、必ず監修者としてチェックする。そこまでやることが、自分の責任だと思っている。

ただその一方で、そうやって「作る」や「納品する」部分だけを切り取ってしまうととんでもない金額になることもしばしばで、「いきなりすごいもの」も出来上がらないし、「いきなりすごいもの」を作る方法も知らないので、「作ること」や「納品するもの」に対する対価としての料金設定は極力避けておきたいという思いもある。その方が分かりやすいんだけど、そういう関わり方では仮面ライターの良さも生きないので、やっぱり月々の定額制で長くお付き合いいただくのがベターかと。

本気で取り組む覚悟は持っていてほしい。でも、気楽に構えてもらいたい

自分が完全にボランティアでやるのなら、サポートする主体となる相手には、本気で取り組む覚悟を必ず持っておいてほしい。お金を求めず、仕事ではない部分で関わっていくのだから、分不相応の厳しいことをぶつけていっても受け止めてもらえる人とだけ、一緒にやりたい。

一方で、仕事としてやるのならお互いに納得する費用と契約さえなんとかなれば、あとは身構えないで大丈夫。本気になるまでのんびり待つし、本気になり切らなくても大丈夫なようにサポートしていくので。それでも、無理なく結果が出るようにフォローをしていくので、だんだん認識を改めて行ってもらえるような関係性は築いていきたいところ。

思考も感性も、人間性も。あるいは事業的にも「よく分からない」人間だからこそ、ファーストコンタクトから全部を理解してもらおうとは思っていない。その一方で、部分的にだけ何かを持って帰ってもらおうとも思っていない。分かりにくくても、持てるものは全部提供できるように、少しずつ理解してもらう。目に見えない部分、分かりにくい部分の良さも分かってもらえるように、時間をかけて深い関係を築いていければいいなと考えている。

フォローやサポートに徹する壁役も担いつつ、時に圧力をかけてくれる編集者にもなる調整役をお求めの方(特にHPを見直したい方、作りたい方)がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2017.04.02

2017.04.02

Loading...
Facebook Messenger for Wordpress