「対外的な情報の整理」は近道になる

2017.05.17

「自分らしさ」を活かすために、マーケティングやブランディング、広報にこだわっていく。日々の積み重ねも生かしながら、「求めるもの」への近道、トンネルにもなる「対外的な情報の整理」について、考えてみました。

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マーケティングやブランディングをしなかったら、「やりたいこと」が遠くなる

外向けの情報発信、あるいはコミュニケーションという意味で言えば、マーケティングやブランディング、あるいは広報活動も全て、ある種の「政治」。「情報工作」も同じカテゴリーに含まれる。物語を使って、シームレスな情報伝達を考えるのも、見え方こそ違えど「政治」の変化系には変わりない。

じゃあ、政治とは何か。「統治」みたいな難しい話を持ち出さなければ、基本的には「外交」と「内政」。外交は「交渉」と「防衛(=軍事)」。内向きにも外向きにも、為政者、統治者の意向をスムーズに通すためのものだと思っている。「国政」ほど大きな枠組みでなくても、企業同士、あるいは組織の中で起こる政治、町内会や家庭内で起こる「調停」も根本的には同じだろう。

自分と他者とがいて、各々に自分の主張があって、無駄に力を使うことなく相手を自分の意向に従わせたい時に、あるいは妨害をしないように説得する時に登場するのが、政治。内外への説得や条件交渉、あるいは武力や「情報」というインテリジェンス、人や金を使った駆け引きもある。

これをビジネスの場の「外交」や「イメージ戦略」に置き換えていくと、マーケティングやブランディングなんかもやっていることはそう変わらない。「やりたいこと」をスムーズに実現する、あるいは「やりたいことの現場」へスムーズに辿り着く道を開くためにやっている、ような気がしてきた。

無駄な争いや諍いを避けて相手を建てたいのも、波風を立てずにことを運びたいのも、戦いを省いて目立たずに環境を整えたいのも、全ては「回り道」を回避して「近道」を作るため。一度近道を構築しておく、あるいは見つけておくだけでそのあとの部分に注力すればいいだけになる。元々のエネルギーが大きくない分、そこまで安定していてくれれば楽になる。

もし、「政治」的なことやマーケティング的なことを一切やらなかったら、どうなるか。毎回、「やりたいこと」の相手を探すところから力を使わなきゃいけなくなる。相手にどう見えるかも気を配り、相手にどう見つけてもらうかも気を配り、自分の主張が怪しまれないように時間をかけて説明する必要がある。組織やチームの内外、あるいは自分自身に対して。

世間一般によくある行為であれば理解もされやすいが、突飛なこと、新しいことをしようと思えば思うほど、この下地作りに当たる部分を全くやっていなければ、実現する度合いはとことん低くなる。途中で邪魔が入ったり、何をやればいいのかもわからなくなる可能性も出てくる。その都度の障害も取り除いていたら、自分がやりたいことにエネルギーを集中させることなんてできなくなる。

「やりたかったこと」に避けられるリソースが減ってしまえば、最終的なクオリティも理想と大きくかけはなれることになる。毎回毎回の振り幅が大きければ、仕上がりの方向性もクオリティも予測が立たない。臨機応変に対応する部分に全てをつぎ込めるほど、器用でもなければ体力もない。

自分が突飛なことをやりたければやりたいほど、対外的な関係性作り、あるいは組織内の方向性の統一というのはとても重要になってくる。

ただ、やることは「情報の整理」の一点だけ

自分自身の内側に向けて、あるいは頭の外へアウトプットする時にやったことを、今度は対外的にやるだけで同じことができるはず。組織も同じく、理念の深堀やトップの想いを深堀したものを、言語化して組織の外に出していくだけでいい。

何を出すのか、何を伝えるのかを「物語」と「マーケティング」や「ブランディング」を考慮に入れながら整理していく。Webで情報を発信すれば、その反応はアクセス解析を見れば分かる。何が当たっていて、何が当たっていないのかを容易に検証できる。

また、内側に対する「情報の整理」、あるいは「情報の代謝」を促進することと同じように、一回で表現したいものが出るとは限らない。今まできちんとアウトプットしてこなかった時とか、アウトプットしたいことが物凄く練りこまれていた時とかは、特に世間一般との乖離が大きいから、飲み込んでもらうことが難しい。新しさの度合いが大きければ大きいほど、何度もなんども情報を出し入れして、伝えたいことの精度を上げていかないといけない。

組織の外に対してだけでなく、組織の内側に対しても明確な文言を用意しておくことで、何を頼りにすればいいかも明らかになってくる。自分たちはどういう理念を持っていて、対外的にどう見せていくのか。また、何を提供していくのか。この3つが揃っていれば、ブレることも迷うことも少なくなる。

有力な人材の確保、あるいは人材の定着という意味でも、対外的な情報のアウトプットには注力しておいたほうがいい。外部への調略、あるいは内側への人心掌握、情報収集は常に心がけておいて損はない。

「本来の自分らしさ」を見つけつつ、「近道」も作って活躍しやすい状況を作っていく

恐らく、どちらか一方ではダメで、どちらもひたすら洗練させていくしかない。短期間には完成しないところがまた重要なところで、手を入れ続けなければ、一定の水準以下の出来栄えでは簡単に霧散していく。どれだけ放っておいても風化しない状態になるまで、とことんやっていくしかない。

自分らしさも出しながら、「やりたいこと」も叶いやすい状態を作っていく。ビジネス的にも無理のない状態を見出していく。これも、手を取り合う相手と相談しながら、二人三脚のオーダーメイドで、その人だけの正解を探っていければと思っている。

自分らしさを見出すための「情報の整理」が「変身ベルト」なら、対外的な近道を作る「情報の整理」は「どこでもドア」。どちらも丁寧に、二人三脚で作っていくサービス。自分らしさを追求しながら、無理なく新しいことを展開していけるように、全力でサポートさせてもらえればと思っています。

万が一、少しでも興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に仮面ライターまでお問い合わせください。

執筆者プロフィール

長谷川雄治(はせがわ・ゆうじ)

物書きな作れるWebコンサルタント。
HTML/CSSのマークアップやWordPressのカスタマイズ案件を経験し、サービス構築やブランディング、サイト設計や戦略プランニング、各種原稿、書類作成まで担う。
独自色の強いコンテンツマーケティングの人という立ち位置も見出だしつつあり、不足しているものを補うべく、日々実践中。

2017.05.17

2017.05.17

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